リアハブシール交換

リアハブシールの交換記録


右リアホイールの裏側がオイルまみれでブレーキも効かなくなったのでドラムの中を確認。

ハブナットを緩めようとしたら、割りピンがあったので、まずはこれを取るため、ジャッキアップしてホイールを外す。
ゴツい割りピンを取って、ホイールを戻して準備OK

Type3のドラムが付いてるので、ハブナットは36mm。
ソケットはクランクプーリーの固定ボルトと同じサイズなので、ファンベルトをサーペンタイン式にした時に購入済み。
ただ、手持ちで一番長いレンチでも固くて回らなかったので、トルクをかけても平気そうなレンチを、

フロアジャッキのハンドルを流用したパイプで延長したら、緩んだ。
(ここでダメだったらショップに持ち込む予定だった)

普通のレンチで回せるぐらいまで緩めて、再びジャッキアップしてタイヤを外す。

この状態でハブナットを完全に外して、ドラムを抜き取る。

内部はオイルでベットリ。
ドラム側もブレーキシューもオイルが。
これじゃあブレーキ効かないわ。

どこから漏れているのか、確認するためにパーツクリーナーでオイルを落とす。
すぐには漏れてこないので、しばらく放置。

青いハブシールの所からオイルが滲んでいる
ベアリングカバーやスペーサーとシャフトとかからは漏れていない様子。

何処かが壊れた訳じゃなくて、ただのハブシールの寿命だったので一安心。
(前回いつ変えたのかは不明。最短で4.5年前)

このままだとオイルが垂れてくるので、
受けを用意してパーツ待ち。

その間に部品観察。
見た目はあまりヤレ感はないけど。
外した部品
Oリングとワッシャー以外は再利用する。

部品到着

念のためハブシールだけじゃなくて、Oリングやガスケットなども入ったリペアセットを、さらに念のため左右変えようと2セット購入(写真は1セット分)。
ガスケットが2枚入ってたけど、1枚はバッキングプレート用?


交換開始

まずはベアリングキャップからハブシールを外す。
圧入されているとのことだったので工具なしで外せるか心配だったが、ゴムハンマーとハブシールの大きさがピッタリだったので、ハブシールにハンマーを乗せて別の金槌で叩くと、
沈んでいく手応えがあり。

摘出完了

左が外したハブシール、右が新品。
外径や内径は当然同じだけど、エッジの部分とか
厚さが違う


インストール

ベアリングホルダーの裏から表に向かってテーパー状に小さくなっているので、ハブシールを裏から手で押し込めるだけ押し込む。
(ベアリングキャップと当たる面に薄くゴム用グリスを塗布)


そこに古いハブシールを乗せて、更にゴムハンマーを乗せて、金槌で叩き込む。

表が面一になるように叩く位置を変えながら行って無事インストール完了。
思いの外スムーズに出来た。

外した逆順に組み込んでいく。
まずはワッシャー(New)
Oリング(New)
スペーサー

ベアリング周りのOリング(New)
(写真なし)

最後に、ベアリングキャップ。
抵抗なく入ったけど、大丈夫か?

ベアリングキャップの締め付けトルクは6kg/mらしいので、一応トルクレンチで管理。

ドラムを嵌めて・・・・ブレーキシューに当たって入らない。
アジャストスクリューでシューを狭めて対応。
(手間が1つ増えた)

ハブナットを仮止めして(車下ろしてもいいくらいまで締めて)、タイヤ付けて、馬から下ろす。

1stに入れてサイド引いて輪止め置いて、
30kg/m
トルクレンチが対応していない、、、、
とりあえず、トルクレンチで締めれるだけ(20kg/m位だったか)締めて、緩めた時と同じく延長して、緩んだ時と同じ感覚で締め付け。

割りピンを付けるために再びジャッキアップして、タイヤ外す。
ナットの切れ込みとシャフトの穴が合ってない。
タイヤ付けて~馬から下ろして~位置が合うまで締め込んで~ジャッキアップして~タイヤ外して~割りピン付けて~タイヤ付けて~馬から下ろして~疲れた😖💦




ブレーキの調整、ホイールキャップ取り付けて交換完了!

2時間ほど放置して漏れがないことを確認。
そして30kmほど試走して漏れがなかったので、
ミッションコンプリート

記録
ミッションオイルを1liter注ぎ足し
(油面は注入口から5mmほど下)
但し今回の作業では1literも出ていない

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